お気に入りの革靴に色抜けを見つけたとき、どうしよう……となりますよね。「いっそ別の色にしてみようかな?」と考えたことがある方もいるのではないでしょうか。私もマロン色のアヴィニョンを黒に染め替えてみた一人です。
染めた直後は満足したものの、半年後には擦れやすいところから茶色が見えるようになりました。その経験から、道具を買う前に考えておきたかったことを5つにまとめてみます。染料の塗り方ではなく、挑戦するか迷っているときの参考にしてもらえたら嬉しいです。
1.汚れなのか、色抜けなのかを確認する
私のアヴィニョンには白い斑点がありました。漂白剤のようなものを疑いましたが、結局、原因は分からなかったんですよね。何が付いたのか分からないと、どう直せばよいかも迷うもの。そんなときは、写真や実物を修理店に見てもらうと、次にどうするか考えやすくなると思います。
2.どんな仕上がりにしたいか決める
元の色に戻したいのか、全体を黒くしたいのか。まずは、ここを決めておきたいですね。さらに、今の艶や手触りを残したいかも大事なポイント。私は黒くしたかった一方で、質感が変わるのが気になり、仕上げ剤を使うか迷ってしまいました。
3.使う製品と革との相性を確認する
私が使ったのは、黒のローパススピランと平筆でした。ただ、同じものを買えば同じ仕上がりになる、とは限らないんですよね。自分の靴の革に使えるのか、どんな工程が必要なのか。製品の説明を見ても迷うときは、メーカーや修理店に聞いてみてください。
4.仕上げまで含めて道具を考える
染料を買ったら準備完了! と思いがちですが、塗る道具や最後の仕上げも考えておきたいところです。私の場合、小さな筆で広い面を塗るのは少し大変でした。製品に案内されていた色止めも省いたので、仕上げまで先に調べておけばよかったな、と感じています。
5.直後だけでなく、履いた後の変化も想定する
染めたばかりのきれいな黒を見ると、うまくいった! と思いますよね。私もそうでした。でも、履き口や靴紐の周りでは、後から茶色が見えてきたんです。体験談を見るなら、直後の写真だけでなく、しばらく履いた後の様子も探してみると参考になりそうです。
自分で作業するか迷ったら
元の色や質感を気に入っている靴ほど、自分で手を加えるか迷いますよね。色抜けの原因が分からないときや、失敗したら買い直しにくい靴なら、まずは修理店に相談してみませんか? 靴全体と気になる部分の写真、思い当たる原因、希望する色を伝えると、相談しやすいと思います。
まとめ:染料を買う前に、仕上がりと工程を確認する
私にとって、染め替えは「黒く塗れたら終わり」ではありませんでした。どんな仕上がりにしたいか、そのために何が必要か。道具を買う前に、少し立ち止まって考えてみると、納得して選びやすくなると思います。皆さんの靴をどうするか考えるヒントになれば嬉しいです。
アヴィニョンを染め替えたときの写真と、半年後の様子はこちらにまとめています。よかったら、あわせて読んでみてください!